面接が苦手で悩んでいる人へ〜面接でうまく突破するコツ〜

「わたし、面接が苦手です。」

面接が苦手で悩んでいる人は多いんじゃないですか?
アルバイト、インターンシップ、就活。
大学生になれば、知らない人に自分をPRしなければならない機会は必然的に増えてきます。
そして、自己PRが上手くできずに届く”お祈り通知”によって、まるで人格を否定されたかのような気分になってしまいます。

かくいう私もアルバイトの面接では失敗しまくりでした。
所詮アルバイトなんて落ちても大丈夫、数撃ちゃ当たるし、くらいの軽い気持ちでいました。

しかし大学3年生になって、インターンシップや就職活動の選考が始まるにつれて、絶対に失敗したくないと思う面接の場は増えていきました。

そして私は自分の面接を再度見直したり、就活で無双した先輩の話を聞いたり、自分なりに研究を重ねる中で、失敗しない面接のための極意を発見するに至ったのです。

「面接はマッチングだから、思ったことをそのまま伝えるべき」なんて嘘。

受かる人は受かる、落ちる人は落ちる。これが面接の本質で、そして、受かる人にはある共通点が存在しています。

今回は、面接で受かる人が(無意識的にでも)実行している4つのことについて紹介します。

①自己分析
②模擬回答
③ロジカルな話し方
④身だしなみ

①自己分析

自己分析は面接では切っても切り離せない非常に重要なものです。自己分析とは、簡単に言えば自分の過去の選択や行動を振り返ってみることです。

自己分析の目的は大きく2つあります。

1つが、自分の趣味嗜好、考え方を理解すること。例えばどうして今の大学を選んだのか、今のサークルを選んだのか。どういう人と仲良くなれて、どういう人が嫌いなのか。自分はどんな環境で最も成長できて、力を発揮できるのか。自分のことって意外と分からないことが多いですよね。自己分析によって、もう一度、いったい自分という人間はどういう環境で生きるのがベストなのかを考えましょう。自分の輝け無い環境に入るために面接をするのは時間の無駄ですから、自分の将来を見据えた自己分析を心がけましょう。

そしてもう一つの目的が、自分のアピールポイントを理解するためです。面接で聞かれることの殆どは、「あなたはどういう人間なのか」という質問に集約されます。そしてここで大事なのが、それらの質問に対する回答を、あなたの経験から話すことを求められるということです。どうしてそういう考えに至ったのか。頭の中だけで考えていることがあってそれを話すだけではただの理想論に過ぎず、面接官に響くPRとは言えません。自分の過去の行動を通して、どういう考え方・価値観を身に着けているのか。ここを伝えることが面接官にとって腑に落ちる回答となるのです。

②模擬回答

模擬回答をつくりましょう。やらない人は非常に多いですが、面接で聞かれる質問のほとんどは想定可能です。頭の回転がめちゃくちゃ速いひとならまだしも、少なくともこのブログを読んでいる人は全員代表的な質問に対する模範解答を作成してから面接に望みましょう。

面接は、自身をもって答えることが大切です。

予め回答の考えてあった質問が来たとき、あなたに心の余裕が生まれます。

「模擬回答をつくると棒読みに聞こえて印象悪くなるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。印象の良い話し方ができる人はどんな言葉でも印象よく聞こえます。そして印象が悪い話し方になってしまう人は、普段から印象が悪い話し方をしているケースがほとんどです。棒読みになることを恐れる必要はありません。面接官は、それが棒読みかどうかは気にしておらず、そこに心があるのか無いのかだけを印象として受け取るからです。あなたが嘘で塗り固めためちゃくちゃな回答をしない限り、それはあなたの体験からでた思考として面接官のもとに届くはずです。

あなたが面接で頭をつかう必要があるのは、「想定していない質問が来た場合」だけです。それ以外の質問においては常に満点の受け答えができるように準備しておく必要があるのです。そこから余裕が生まれ、自身につながります。

③ロジカルな話し方

人は話している内容でなく、話し方によって知性を受け取りやすいです。ロジカルな話し方は、相手に自分の話をより理解してもらうためだけでなく、「お、こいつ頭良さそうだな」と思わせるためにも身につけて置く必要があるのです。そして、ロジカルな話し方は、特別難しいものでは無いのです。

ロジカルな話し方をするために気をつける点は2つだけです。

1結論ファースト

「あなたの強みはなんですか?」→「私の強みは〇〇です。それは〜・・・」

「あなたが強みを発揮した経験を教えてください」→「〇〇をした経験です。それは〜・・・」

といった感じですね。質問に対して結論を先に話す。そしてその結論に対して肉付けを行うように話すことで、相手が話の焦点を見つけやすくなります。

 

2概要まとめ

「あなたが学生時代頑張ったことを教えてください。」→「私が学生時代頑張ったことは③つあります。①つ目は〇〇。②つ目は〇〇。③つ目は〇〇。その中でも、①つ目の〇〇についてお話します。」

「あなたが弊社を志望する理由を教えてください。」→「御社のミッションに共感したからと、御社の事業内容に非常に惹かれたからです。わたしは・・・・・」

概要まとめとは、これから自分が話す内容に、いったいいくつの文節とポイントが含まれているのかを予め述べてから、その詳細を話すやり方です。これによって、今自分の話が全体の何処にいて、何を中心に伝えたいのかを相手にはっきりさせることができます。

面接ではこうした結論ファースト、概要まとめ、を意識して話すことであなたの印象をガラッと知的なものへと転換させることができるでしょう。

④身だしなみ

これはもう言うまでもありませんね。

結局のところ、美男美女が面接に来たら通したくなるし不細工だったら落としたくなるもんなんですよ。面接官が人である以上仕方のないことです。

仮に同じことを同じトーンで言ったとしても、面接の印象は美男美女のがよく映るでしょう。

そういうものです。

これは単に「顔」だけのことを言っているのではありません。服装や髪型が溢れる清潔感が何より重要です。できるところから変えていきましょう。